犬の噛み癖をしつける場合、一般の方には難しいことがよくあります。

噛み癖のしつけ

私は正直なところ、噛み癖でさほど苦労したことがないのですが、噛み癖に悩む飼い主さんのお話しを聞くと、子犬の頃にしっかりと矯正しておかないと、かなりやっかいなことに発展しがちです。

特に成犬になってからの本噛みを直すのは、プロでもかなり苦労すると聞きます。

私の独自な調査ではありますが、噛み癖で悩む飼い主さんは以下のことで困っているようです。


手を何回も噛まれている、場合によっては病院にいくこともある。

日中は大人しいが、夜になると豹変して噛み癖が酷くなる。

噛み癖が酷く、ブラッシングなどができない。

おやつをあげたり、色々なしつけ方法を試しているが効果が出ない。



犬が噛む理由については様々ありますが、以下のことが原因として考えられます。


自分の嫌なことをされている。

自分が飼い主よりも強い。(自己主張)

噛むことで嫌なことを避けられると思っている。

恐怖や苦手なものから回避によるもの。



また、噛み癖を直すことができれば、以下のようなメリットがあります。


飼い主さんのストレス解消。

他人を傷つけることを防止。


しかし、噛み癖を直すことはしつけの中でも一番難しいと言われていて、プロでも直すことにかなり手こずると聞きます。

噛み癖にもいくつかパターンがあって、成犬になってから本気噛みをされて病院に行くほど酷いケースや、子犬の甘噛だけども痛みが強いので直したい、などのケースがあります。

子犬の頃の甘噛みはほとんどの場合、牽制をしていて自分は飼い主さんよりも強いんだ、という自己主張の表れで噛んでいることが多いと言われます。

あるいは、1歳を過ぎて、2歳、3歳となっても治らず、本気で噛んできて、病院に行くほどひどい場合、恐怖を感じてしまう飼い主さんもいると思います。

いずれにしても飼い主さんにとって、噛み癖は問題行動になりますが、この攻撃的な噛みにも先天的なものと後天的なもの、遺伝的なものがあります。

後天的なものは、何か刺激を与えて噛むという行動を高めてしまったことが考えられます。遺伝的なものは親犬に大きく影響していることが考えられます。

また先天的なもののなかで、狩猟犬であったり、テリア犬種、日本犬というのは、この先天的な要素が特に強い犬です。このような犬種が本気噛みをしてしまうと、病院に行かなくてはいけないほどの怪我を負ってしまったりします。

ただ、先天的なものにしても、後天的なものにしても、噛み癖をするにはやはり理由があります。

例えば、子犬の頃に暴力を受けたことがある、感情的になっているときに先天的な気質を引き出しやすくしてしまう環境下に置いていたなど。

先天的な攻撃性を持っている犬が本気で噛むようになってしまうと、プロのトレーナーでも直しにくいと言われていますし、犬の状況によっては、直すことができないとも言われています。

ではどうすればいいのか、先天的な犬が本気で噛むようになった場合、無理に直そうとするのではなく、噛むと言う行動を引き出させないようにします。つまり飼い主側が噛み癖をしないように予防行動を取るということです。

手を出して噛んでしまうのであれば、手を出さない、口を触った時に噛んでくるのであれば口を触らない、抱っこをすると嫌がって噛んでくるのであれば抱っこをしない、など、予防策を講じることが大事です。

正直極端かもしれませんが、これくらいの考えを持って接することが必要です。完全に止めなくても、攻撃性を低下させることは十分にできると思います。

また具体的な矯正の仕方としては、手を出して噛んでくるなら、手を出しておやつをあげる、口を触った時に噛んでくるのであれば、口を触りながらおやつをあげるなど、何か良い方向で動機づけるようにしていきます。

後は犬のスイッチを知ることも大事です。このくらいだったら大丈夫、これ以上やると噛みついてくる、まずはその犬ごとの攻撃レベルを知ると言うのも大事です。

しかし、これはあくまでも手法の一つで、先天的で攻撃性の強い犬にこのような方法を使っても治らない、または返って凶暴性が増してしまうことがあります。

そのような場合、素人の方がしつけをするのは難しいと判断できますので、プロの方に相談することがお薦めです。

特に日本犬やテリア犬には、無理にしつけをすると火に油を注ぐ行為となってしまうこともありますので、注意する必要があります。

また、逆に後天的な要素を持っている、攻撃的な要素を持っていない、月齢の若い犬は十分に矯正できる可能はあります。

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